古来から言い伝えられる22枚のカードを使い、展開法を用いて占うことができます。
長期的スパンを視るには不得手な占いですが、短期的スパンの目先のことや状況、心理的問題を深堀りしていくことに特化しています。占い師の多くは初手にタロットカードから手にすることが多いようです。
タロットカードはもともと直感をあげるために作られたカードでした。つまり、占いというよりも霊能者を育てるための練習道具のひとつです。
タロットカードという道具を使った修行が終わりますと、次はカードを引かずに脳内のみでタロットカードを引いて占いをしていくことになります。
33堂の占いサイトで使われている展開法をご紹介します。
一枚引きとも言います。タロットカードをシャッフル後に一枚のカードを引きます。そのカードだけで意味を考えることになります。
複雑なことには特化しておらず、一言で返してもらいたいようなときに使う展開法です。
『はい』か『いいえ』と単純に答えてもらいたいときなどにも使います。(このサイトではYes Noとして表記しています。)
毎回シャッフルすることがめんどくさいので質問ごとにドンドンカードを引いていくことが多いですが、最後のほうになってくるとすべてが逆位置、すべてが正位置などで支離滅裂な返答になることも多いです。そんなときはもう一度シャッフルをして一枚目から引いたほうがいいです。
二枚引きともいいます。カードのシャッフル後に二枚のカードを引き、二枚だけで考えます。
それぞれ、一枚ずつに意味を付与して考えるケースもありますが、難易度が高い読み方になりますと二枚をひとつの質問の答えとして扱うようになります。二枚を一枚のカードのようにして考えてみるといいかもしれません。
たとえば、一枚目を自分のカードとし二枚目を相手のカードと考え、恋占いをすることができます。
三枚引きともいいます。カードのシャッフル後、三枚のカードを引き、三枚だけで考えます。
多くは三枚のカードを横に並べ、一枚目から過去、現在、未来と運気を占うときなどに使います。
ヘキサグラム展開法は、ケルト十字展開法と肩を並べるほど有名な展開法ではないでしょうか。
相性占い、いろいろな運気の占いなどに適応できます。
六芒星の形に配置した展開法ですがケルト十字よりも読みやすく、また、これひとつ展開法として読むことが出来ればどんなことについても占いをすることが出来ると言えるほどに万能な展開法のひとつです。
初心者の方はとくにこの展開法をマスターしたほうがいいかもしれません。
カードの配置なども隣接する配置の意味などを深読みしますと、かなり読解力があがります。
一回の展開に一週間ほど悩み続けられるほどに面白い展開法だと思います。占いを楽しむには私個人的には一番のオススメの展開法です。